2022年5月、山本健造先生弟子の会で裏古事記南九州巡礼へつづき、飛騨の本丸に行った紀行。2022年10月7日は位山登山の予定だった。しかしながら雨や霧に覆われ翌日に延期。予定を早めて、飛騨最南端、下呂市金山町にある巨石遺跡、岩屋岩陰遺跡の次に巡ったのが、喪山天神社。古事記・日本書紀という記紀が常識となった現在の神社の歴史の看板に飛騨という文字はことどとく隠蔽された。隠蔽するから曖昧模糊となっていった。曖昧なところを、山本健造博士記録の飛騨の口碑を引き継ぐ加茂野先生にお話を伺った。この神社こそ
飛騨と出雲をつなぐ重要な手がかりだというお話になる。
建国の謎、日本最古の書物といわれ古事記や日本書紀にも嘘や隠蔽捏造があるという、もともと諸説がたくさんある皇室につながる日本の神話の中でも、有力な説になりえ、かつ誰も知らない説を、実況とともにシリーズ化していきます。
全ては超能力者として有名で94歳で亡くなった山本健造先生の自費出版本からの引用と、山本健造先生弟子の会の方へのインタビューで構成されている。
私との縁は、今年に入ってからの動画、九州福岡八女市鍼灸師会会長の元田先生から、「天孫降臨の謎ツアー」に誘われたという経緯で実現した。
前提:山本健造氏が赴任した飛騨で老人からいつか広めてほしいと口伝された、代々伝わる神話。
半信半疑で老人から口伝を記録した山本健造氏は、その後現地調査を進め、口碑が事実だということで書籍を出版した。
天皇とは何か、天皇につながる歴史は皇紀より300年ほど遡る。
山本健造弟子の会が口伝を広める使命がある。
山本健造先生の神武天皇以前を小川が要約すると以下三点。
ポイント1
天孫降臨の「天孫」は、「飛騨縄文人」
記紀、古事記・日本書紀は天孫降臨の史実を隠蔽した作り話を
でっちあげた。正しい部分もあるが正しくない部分も多い
天孫族は飛騨族であったが、古代出雲教には不都合
※出雲とあるのは、現在の出雲教とは関係なく、古代出雲教を指す
ポイント2
出雲の国譲りも古代出雲教の捏造
古事記や日本書紀は天皇が書かせたのではない
当時の反皇室勢力が出雲(古代出雲教)
天孫族(飛騨縄文人)を裏切った出雲族は(渡来系)
天孫族の系譜大和朝廷に対抗し大国の大国主命を担ぐ
譲ったのではなく、譲る他なかった
ポイント3
出雲に抵抗した尊皇派こそが同和・被差別部落民のルーツ
全国に移動した日本民族に、当時の出雲教は天照大神を貶めようと歪曲
した情報を流布する
同和問題の原因は古代出雲教にまで遡る
※注意:出雲教は現代ではなくあくまで古代。
以上は誰にも証明できないであろう古代の話なので、諸説の中でのひとつとお見知りいただければ幸い。
小川陽吉責任編集